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10.22021
開業14周年!感謝のご挨拶
平素よりアンリュミエールをご利用いただき、またブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
おかげさまでアンリュミエールは、2021年10月2日を持ちまして、開業から14周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたしております。
開業10周年を過ぎた頃から、周年記念日の重要性は、私の中で良い意味で薄れていていました。
10年続けられたのだからもう大丈夫と、心の中に余裕が生まれ、そんなに必死に頑張らなくてもやっていけると自信もついてきた頃です。
2年半前に出産もして、しばらく自分がサロンにいなくてもうまく回っていました。
ところが、ここ1,2年は状況が一変。
サロンの経営をゆるがす厳しい時期が続きました。
理由は、もちろん新型コロナウイルスです。
経営者の立場としては、全ての責任は自分にあるし、誰かのせいにしても決して救われる訳ではないので、ウイルスのせいにはしたくないのですが、今回に限っては、お客様に来店を促すための経営努力を積極的にはできないし、いくらやったとしても緊急事態宣言下では効果がない…。
というこれまでに経験したことのない状況で、ただひたすらウイルスが沈静化するのをじっと待つという日々でした。
それでもまだコロナ1年目は、良かったと思います。
国や都からの給付金や協力金、家賃補償などがあったので、それほど困りませんでした。
従業員の休業補償もありました。
今年は全面協力(完全休業)した場合、エステサロンにも協力金が出る日もありましたが、当サロンの運営コスト(家賃などの固定費)には到底見合う金額ではなく、なんとか自力で踏ん張らなければという状況でした。
東京オリンピックは、都心で営業している店舗経営者にとっては最悪なイベントで、とにかく人が都心には寄り付かないし、夜は真っ暗で、外には誰も歩いていません。
当サロンにとってはこの8月が1番の正念場だったのかなと思います。
(8月は借りている店舗の2年に1度の更新月でもあり、決算後の納税の締め切り日も重なっていました。)
また、8月は大学時代の同級生がコロナウイルスで亡くなってしまったショックも重なって本当に辛い時期でした。
それでも、
「なんとかなるかな…」
「いや、意地でもやめない!」
そんな思いで8月を乗り切り、9月にはコロナ収束の目処も少し見られるようになりました。
そして、10月1日ついに緊急事態宣言解除、そして翌日には14周年を迎えることができました。
14年を振り返ると、決してずっと順調に来ていたわけではありません。
リーマンショックに始まり、東日本大地震など、何度か経営危機に直面することはあったのですが、コロナに関してはその期間もダメージの大きさも比較にならないくらい大きなもので、
「この箱(サロン)を維持することに必死になる必要は果たしてあるのか?」
「結婚もして、子どもも2歳児だから、今は仕事をしなくてもいいんじゃないか?
その方が傷が浅いまま、閉店できるのでないか?」
そんなことが頭をよぎることもありました。
しかし、幸いなことに、ここ1週間ほどで、状況がまた一変していると感じています。
しばらく全く入らなかったブライダルエステや、夕方からの予約が次々と入ってくるようになり、既存のお客様だけでなく、新規のお客様からのご予約のお問い合わせもたくさん入って来ています。
「いや〜なんとか踏ん張れて良かった。」
「やっと緊急事態宣言が解除された!」
というのが素直なところで、今年の14周年は格別な思いで迎えております。
これもひとえにこれまで支えてくださったすべてのお客様、関係者のみなさま、そしてスタッフや家族みんなのおかげです。
心より感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます!
そして、サロンを続けられる喜びをかみしめて、これからも一層の努力をして参りたいと存じます。
みなさまには今後とも更なるご指導、ご支援をいただきますとともに、より一層のご愛顧を賜りますようお願いして、14年周年のあいさつとさせていただきます。
アンリュミエール 保戸塚 優美