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悩める方も多いはず!背中ニキビ!

 気づいたら背中にニキビが(;゚Д゚)!と、いうことがある方も多いはず、、、

今回はそんな悩んでいる方の多い、背中ニキビについてです。

 

まず、背中ニキビの原因は何?

背中ニキビはいくつかの原因が複合的に作用して発生していると言われています。

ニキビ発生の一番初めの段階は、睡眠が十分にとれていなかったり、お肌の乾燥や疲労といった物理的なストレスと、精神的ストレスによって発生します。

強いストレスを感じると交感神経が活発になり、交感神経が優位の状態になると男性ホルモンが過剰分泌されます。

それによって、本来のホルモンバランスが乱れてしまうという問題が発生してきます。男性ホルモンには、皮脂分泌の促進、角栓の発生、毛穴の縮小を引き起こす性質があります。

こうやって、入り口が小さくなった毛穴に角栓が詰まっていき、内部に多量の皮脂が閉じ込められるという現象が起こり、これがいわゆる白ニキビです。


 背中のニキビは、主に以下の6つが大きな原因と考えられます。

・過剰な皮脂の分泌と毛穴の詰り

・日常生活による摩擦、刺激

・肌の乾燥

・シャンプーやコンディショナーのすすぎ残し

・ホルモンバランスの乱れ

・マラセチア菌によるもの

 

●過剰な皮脂の分泌●

皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりニキビの原因になると言われています。

体の中で、背中は皮脂が多いと言われる部位です。
皮脂が多く分泌される事で毛穴が詰まり、ニキビが出来てしまいます。

また肌の乾燥も、過剰な皮脂分泌を引き起こします。
それは肌が乾燥する事で、外的な刺激から肌を守るためにより多くの皮脂を分泌するからです。

 

●日常生活による摩擦、刺激●

摩擦や刺激を受けると、角質(皮膚の表面)が分厚くなって毛穴が詰まりやすくなるため、ニキビの原因になると言われています。

下着や衣服などの擦れ、汗や蒸れ、掻く、体を強く洗ったりタオルで拭いたりする等、日常の行動が、摩擦・刺激になって背中ニキビに繋がります。

 

●肌の乾燥●

乾燥は皮脂の過剰分泌の原因になるといいましたが、乾燥すると外的な刺激からお肌を守るバリア機能も弱くなってしまうため、摩擦や刺激も受けやすくなります。

 

●シャンプーやコンディショナー等のすすぎ残し●

入浴時のシャンプー・コンディショナーなどのすすぎ残しが毛穴に詰まってしまい、背中ニキビの原因に繋がります。

特にロングヘアーの方は要注意。
体をきれいにすすいでも、髪のすすぎが不十分だと、残ったシャンプーやコンディショナーが背中についてしまう事があります。

背中手が届きづらい部分なので、しっかりと流しているつもりでも意外とボディーソープなどが残っている事があるので気を付けましょう。

 

●ホルモンバランスの乱れ●

摩擦や刺激などの表面的な原因だけでなく、ニキビは体の内側のホルモンバランスも関係しています。

ホルモンバランスの乱れにより、皮脂が過剰に分泌されてニキビが出来やすくなるといわれております。

ホルモンバランスは、生活習慣の乱れ(睡眠が不十分・栄養の偏りなど)や、ストレスなどによって乱れやすくなります。
女性の場合、生理前などもホルモンバランスが乱れやすいです。

 

●マラセチア菌によるもの●

白ニキビのまま悪化しなければ、放っておいても自然治癒する確率が高いのですが、なかなかそう上手くはいきません。

皮膚にはマラセチア菌という常在菌が棲みついており、マラセチア菌は皮脂を好むという性質を持っています。マラセチア菌とはカビの一種。

皮脂が閉じ込められた白ニキビの内部は、マラセチア菌にとって絶好の環境。ニキビ内にマラセチア菌が入り込んでしまうと、

大量の皮脂を餌にし、どんどん増殖。皮脂に含まれるトリグリセリド(中性脂肪)を遊離脂肪酸という刺激物質に変えてしまいます。

こうして毛穴の内部に炎症が生じると、赤く腫れた本格的なニキビになってしまうのです。このように、白ニキビが悪化してしまいますと、

そう簡単に自然治癒はしません。さらに、治った後に跡が残り、美容面で大きなマイナスを生じてしまう可能性が、、、。

 


 背中ニキビの改善方法

毎日しっかりとケアしていくことが大切です。そもそも、毛穴の縮小、角栓発生が起こらなければ、背中ニキビは出来ません。

ストレスの少ない生活を維持することがニキビケアの基本です。また、シャンプーに含まれるシリコンが毛穴の詰まりを促進することがあります。

なので、ノンシリコンシャンプーに切り替えるというのもニキビを改善することに繋がります。

さらに、ビタミンCには皮脂の過剰分泌を抑える作用があるので、ビタミンC誘導体を含有した化粧水、美容液などでケアすることもニキビの予防、改善に効果的です。

 

徹底的な保湿ケア

背中の過剰な皮脂分泌・摩擦や刺激を抑えるために、しっかり保湿ケアをして乾燥を防ぎましょう。

背中ニキビのケアには、保湿化粧品を使うのがおすすめです。
どういったものがいいのか?

ヒアルロン酸・コラーゲン・プラセンタ・グリセリン・植物由来の保湿成分などが配合されているものを選ぶと良いでしょう。

またグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2Kと表記される事も)やアラントインなどの、

皮膚をすこやかに保つ事が期待出来る成分も、背中ニキビのケアに良いでしょう。

 

強い摩擦や刺激を与えない

日常の行動では、摩擦・刺激を出来る限り控えるようにしましょう。

触ったり、掻いたりしない。背中を洗う時は、しっかり泡立てて綿素材の柔らかいタオルや手で優しく洗う。
柔らかいタオルで優しく背中を拭いてあげる。洋服は綿のインナーを選ぶと良いでしょう。

ニキビが気になっても出来るだけ触ったりせず、洗う時はしっかり泡立てて、刺激の少ない綿のタオルや手で洗うようにして下さい。

そして、直接肌に触れるインナーは、摩擦になりにくい綿素材がおすすめです!

 

背中を清潔に保つ

背中ニキビを改善していくために、背中を清潔に保つこと心がけましょう。

背中のすすぎ残しがないようにしっかり流してあげる。髪が長い方は、髪を洗った後に背中を洗う。

シャンプーやコンディショナーの洗い残しがないようにする。汗をかいたらこまめに拭いてあげる等、背中を清潔に保つことで予防や、

今できてしまっている背中ニキビを早くキレイにする事が期待出来ます。

汗や汚れをしっかりと落とし、十分な保湿も忘れないようにしましょう。


 背中ニキビの予防

たっぷり睡眠をとる

睡眠不足は、ホルモンバランスを崩す原因の一つです。充分な睡眠は、ストレスの軽減にも繋がるとされています。

また寝ている時間は肌環境が整いやすいので、質の良い睡眠をとるように心がけることが大切です。。

質の良い睡眠をとるために、照明を暗くしたり、就寝の1時間くらい前に軽いストレッチをしたり、

脳・体がリラックスできる状態を作ってあげてください。

 

バランスのとれた食事を

ニキビを作らないために、油分や糖分の多い食べ物は控えめに!
油分や糖分を摂り過ぎてしまうと、皮脂が過剰に分泌される原因になります。

予防には、ビタミンC・ビタミンB2・ビタミンB6などのビタミン類がおすすめです。

 

背中ニキビは、皮脂の過剰な分泌、摩擦・刺激、シャンプーなどのすすぎ残し、ホルモンバランスの乱れなどが原因となって起こるとされています。

日常の生活や行動を見直し、少し意識するだけで、予防・改善するための近道になります。

難しい事ではありませんので、まずは生活習慣を見直して、少しずつ取り入れていきましょう!

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