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「あたらしい移住日記」感想。パート②|千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールのブログ

皆さんこんにちは!

千代田区麹町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの黒木です。

前回のブログで保戸塚が、服部みれいさんの「あたらしい移住日記」について書きましたが

私もあの記事、そしてみれいさんの「あたらしい移住日記」を読んで

あらためて“東京に住むということ”、そして日々の暮らしの中で“本当に大切にしたいと思うこと”について考えさせられたので

続けて記事にさせてもらいました。

私も日記風に書いてみようかな…?なんて思いが頭をかすめたのですが

慣れないことをするとヘマをしてしまいそうなので、今回はいつも通りいってみます^^;


 

 

私は生まれも育ちも東京、地方で暮らした経験がありません。

ただ母親が高知出身だったので、夏休みのたびに遊びに行ったりして

私なりの「地方で住むイメージ」は漠然と幼いころからありました。

それは、自然豊かで癒されるし楽しいけど、都会のようにお洒落ではないし洗練されてない。

ちょっと不便なことも多い…

保戸塚も言っていたように、どこか上から目線で見ていたのかもしれません。

 

でもここ4~5年くらい前から、その考えが変わってきている自分に気づきました。

 

私が学生の頃から大好きだった街が、「住みたい街ランキング」で常に上位に君臨し始めた頃から

人があふれ始め、休日にカフェでゆっくりくつろぎたいと思ってもどこの店も満席で

駅周辺の再開発や、チェーン店などが増え、すっかり街としての個性がぼやけてしまったことや

 

満員電車で毎日ぎゅうぎゅうになって電車に乗って、人身事故や急病人が出て電車が遅れてしまうことに苛立ったり。

苛立ってしまった自分の余裕のなさに気づいて、さらに自己嫌悪になったり…。

 

そして沢山の人に囲まれて、上を見たらキリがない競争意識の中に知らず知らずのうちに飲み込まれていることに気づいたり…

 

そういう色んなことが関係しているのかもしれませんが、とにかく都会の生活に疲弊してしまっている自分がいたんです。

 

そんな時まさに、今まで「カッコイイ」と思っていた都会の生活って本当に「カッコイイ」の?と思ってしまいました。

便利すぎるくらい色んなモノやサービスに溢れているけど、キラキラした街並みだって目の前にあるけれど

どこか満たされない、心の奥のずっと奥の方はいつも縮こまっているような、そんな感覚。

それって本当に「カッコイイ」のだろうか。

だからみれいさんの移住日記を読んで、都会に暮らしていて感じた違和感や息苦しさにすごく共感してしまいました。

 

でも正直少し、これからの東京にまだ期待したい自分もいます。

東京生まれのサガなのかもしれませんが、街も人と同じように諸行無常を繰り返す中で

いったん「カッコ悪い」東京をとことんさらけ出して、それから少しずつ新しい形の「カッコイイ」東京になっていったらな…と。

例えば都心でも、大企業やお偉いさん達の大きな思惑や流れに飲まれるのではなくて、もっと小さなコミュニティーを大切にして

一人一人がのびのびと暮らせるような、「これが最先端!それ以外は流行遅れ」とか「勝ち組、負け組」みたいな分かりやすい構図でなくて

沢山のマイノリティーが共存し、他者も尊重しながら一人一人が大切にするものを優しく育めるような…そんな街。

そんな社会であれたらな…と思っています。

 

これから東京オリンピックもありますし、まだまだ今までの東京がさらに加速しそうな気がしますが

きっとその後に、色んな意味で変わるのではないかと思います。

それまで私は、生まれ育った街に居続けるのかいなか。今の時点ではまったく予想できません。

 

でもセラピストになって、さらにはアンリュミエールに入ってから

自分が本当に大切にしたいと思うことが以前よりも明確になったからか、都会にいてもそれほど疲弊しなくなりました。

もちろんノーダメージとは言えませんが、ちょいダメージくらいです。

 

私が大切にしたいこと。

それは見せかけの美しさや対処療法的な健康ではなく

体や心の内側から健康で、美しくあること。

テクニックや知識、方法論だけを語るのではなく、お客様と心と心のやり取りを大切にすること。

あとは仕事以外のことでいうと…すごくシンプルですが、私が好きな私でいることです!

意地悪をしないとか、すごく嫌だな…と思っていることを無理にしないとか(わがままとかではなくて)

そんな風に、私が好きな私でいられる状態を多く持ちたいといつも思っています。

 

私の場合はそれが、職場を変えたことでより明確に、大切にできるようになりましたが

住む場所をガラッと変えることで実現する人も確かにいると思います。

私もアンリュミエールがもしも美濃に姉妹店を出すようなことがあったら、美濃に出張するうちにいつの間にか住んでる…なんてこともあるかもしれませんし。(笑)

 

 

きっとみれいさんの「あたらしい移住日記」は、私のように“何を大切に生きていきたいのか?”を改めて考えるキッカケにもなるのだと思います。

 

このブログを読んでくださってる皆さんの、心から大切にしたいことは何でしょうか?

あぁ…いま目の前にいたら、ワクワクしながらお話を聞きたいくらいです!!

 

黒木でした(^^)/

 

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