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8.112016
化粧水のつけ方 あなたはコットン派?てのひら派?
こんにちは。千代田区麹町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。
今日は、みなさん一度は疑問に思ったことがあるであろう「化粧水のつけ方」についてです。
コットン派?てのひら派?
みなさんは化粧水をつけるとき「コットン派」ですか?それとも、「てのひら派」ですか?
私は自宅では、てのひら派です!
当店で取り扱っているYON-KA(ヨンカ)とキャロルプリーストの化粧水はスプレー式の容器に入っているので、コットンという選択肢がないのですが・・・
時々お客様に「コットンでつけなくてもいいのですか?」と聞かれることがあるので、コットンと手のひら、どちらがいいのだろうと考えることがあります。
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コットン派の意見としては・・・
○毛穴やキメなど細かい凹凸をムラなくつけることができる。
○コットンでパッティングして、肌に押し込めることができる。
○肌表面の古い角質がコットンでとれる。
○手でつけるのは不衛生。手指に雑菌がついていて、ニキビや炎症のある肌には、それらのトラブルを拡大する恐れがある。
一方、手のひら派は・・・
○手の温度で浸透しやすくなる。
○少量で済み、経済的。
○指でパタパタとつけると、マッサージ効果が得られ、血流が良くなる。
○コットンの繊維が摩擦で肌を傷つける。
といった意見があるようです。
デパートやコスメショップで店員さんがコットンを使用する場合が多いせいか、「コットンの方がいい」と信じている人の方が多いような気がします。
店頭では手を洗えないので、衛生的にもコットンの方がいいですからね。
私の知り合いの化粧品開発者は、「化粧品メーカーはたくさん化粧水を売りたいから、コットン使いを薦めるんだよ。効果は変わらない。」と言っていました。
これは、業界人ならではご意見ですよね。
目的にあわせて、使い分ける!
拭き取りの場合・・・
例えば、拭き取り用の化粧水はコットンでなければならないですよね。
特にフランスでは顔を洗わないので、化粧水を肌に残った不純物を取り除き、スキンケアを始める土台を作るために使うものという認識で使っている人も多いようです。
保湿とか、栄養補給とか、そういった効果は美容液やクリームの役割と考えています。
肌に刺激を与えたいとき・・・
ヨンカのトリートメントでは、コットンに化粧水をつけて使用することもあります。
マスクの後にふき取りに使ったり、「アンチエイジング エタニティ」というメニューでは、化粧水をたっぷりと浸したコットンの端っこを親指と人差し指でつまんで、パンパンと優しく肌をたたいて刺激して肌を元気にさせます。
フランス語では確かTonifier(トニフィエ)と呼びます。こちらのコースで使う化粧水は、肌質に合わせて濃度も変えるというこだわりっぷりです。
ローションパックとして・・・
また、ローションパックとして化粧水をコットンやガーゼに浸して、角質を潤わせて柔らかくすることもあります。
ローションパックだけでは、一時的な保湿しかできないので、その後、美容液やクリームでしっかりと保湿を行います。
日焼け後の鎮静ケアとしてもローションパックは有効です。特にキャロルプリーストの化粧水は、ベースが水ではなくアロエジュースを使用しているので、ほてった肌を優しくいたわりながら、保湿してくれます。
モイスチャリングトナー(ローズ)
100ml ¥4,200
ローズのほかに、ラベンダー、ネロリの香りがあります。
結論・・・どっちいいの??
私としての結論は・・・
どちらでもいいと思います。
目的や、化粧水の種類によって使い分けるといいと思います。
コットンを使う場合は、摩擦の少ない上質なものを選び、化粧水をたっぷりとつけて使いましょう!
水分が少ないと、肌を傷つけてしまいます。決してゴシゴシと擦らないようにしましょう。
手でつける場合は、ムラにならないように丁寧に、細かい部分は、指先を使ってつけるようにしましょう!!
力を入れてパンパン叩くのは、あまりお奨めしないです。
ヨンカやキャロルプリーストのようなスプレー式の場合は、一度スプレーを円を描くようにかけて手でしっかりと馴染ませます。
これを2~3回繰り返して、少しずつつけていく方が、一度に行うよりもムラなくつけることができます。
肌の生まれ変わりには時間がかかるので、できるだけ早いうちから習慣づけておくことをお勧めします。
お肌のお手入れは、毎日のことなので、正しいスキンケア方法を身につけて楽しく行いましょう!